AI画像を販売できるストックサイト:提出条件と収益の比較
AI画像は、Adobe Stock、Freepikの投稿者向けサービスMagnific、Dreamstime、123RF、Vecteezyなど、生成AIコンテンツを許可するストックサイトに提出できます。ただし、AI表示、人物画像の制約、登録審査、支払い条件は異なります。この記事は購入者ではなく、AI画像を登録する販売者向けの比較です。
ストックサイトでAI画像を販売できますか?
通常は画像の利用許諾であるライセンスを購入者へ提供し、取引やダウンロードの収益を分配してもらいます。Contributorは、制作した素材を提出する投稿者です。基本はストックサイトと画像ライセンスの説明を参照できます。
AIを許可していても全画像が承認されるわけではありません。登録審査は販売者としての適格性、素材審査は個々の品質、権利、メタデータを見ます。承認され検索へ掲載されても、ダウンロードや収入は別です。
独自のAI生成サービスがあることと、外部投稿者のAI画像を受け入れることも別です。Shutterstockは生成サービスを運営しますが、外部投稿者によるAI生成物は許可しません。Shutterstockの公式方針で区別されています。
受け入れサイトの比較
以下は順位ではなく、公式の投稿者案内で条件を比較する一覧です。アカウントの申請画面と、ファイル別の審査基準も確認します。
| サイト | AI画像の主な条件 | 登録・初期準備 |
|---|---|---|
| Adobe Stock | AI表示、写真・イラストの分類、人物・財産の条件 | Adobeアカウントで登録し個別審査 |
| Freepik / Magnific | AIタグ、ベクター・PSDの編集機能と品質 | 初回審査に150~200点 |
| Dreamstime | Generative AIカテゴリーとタイトルか説明への表示、顔の制限 | アカウントとプロフィールを登録して提出 |
| 123RF | AI専用カテゴリー、最低6MP、権利と品質 | 身分証確認と初期画像10点の審査 |
| Vecteezy | AI表示と生成ツールの選択、AI写真は写実的な表現 | 申請用の代表素材10点 |
MP(メガピクセル)は総画素数を百万単位で示します。3,000×2,000ピクセルは600万画素、6MPです。容量のMBとは異なり、拡大しても細部が崩れていれば品質審査に通るとは限りません。
報酬率は計算の基礎も見ます。純売上の割合、契約収益のダウンロード配分、1回当たり定額は異なります。以下は支払い基準で、税、決済手数料、為替を反映した銀行への最終入金額とは限りません。
| サイト | 画像の収益計算 | 最低支払い条件・方法 |
|---|---|---|
| Adobe Stock | 標準の写真・ベクター・イラストはライセンス純価格の33% | 25ドル、初売上から45日。韓国の投稿者はPayoneer |
| Freepik / Magnific | 契約純収益とダウンロードに基づくPPD | 25ドルまたは50ユーロ。PayPal・Payoneer、通貨と日程を確認 |
| Dreamstime | 通常の非独占取引純収益の25~50%。独占は別条件 | 100ドルから請求。PayPal・Payoneer・Skrillなど |
| 123RF | クレジット販売30~60%、サブスクは等級別定額 | PayPal・Payoneerは50ドル、Skrillは100ドル |
| Vecteezy | Proは契約収益の50%配分、Free写真は1,000回で5ドル | 税引後25ドル以上、承認済み税務書類。PayPal・Payoneer |
根拠と例外は以下の公式リンクで確認できます。割合だけでは実収入を予測できません。購入プラン、素材の選ばれ方、基準への到達時期が影響します。
各サイトの提出条件と販売方法
Adobe Stock:AI表示と分類
Adobe Stock Contributorは既存のAdobeアカウントで登録できます。公式条件は18歳以上、利用できるメール、電話、支払い手段です。形式別の技術要件と審査があります。登録の案内で準備を確認します。
Created using generative AI toolsの表示が必要です。カメラ撮影のように写実的ならPhotos、それ以外はIllustrationsです。実在人物を基にせず人間に見える架空人物はPeople and Property are fictionalを確認し、識別できる実在人物なら必要なリリースを検討します。生成AI素材はIllustrative Editorialへ提出できません。AI FAQ
写真はsRGBのJPEG、4~100MP、最大45MBです。ベクターと透過PNGには別の仕様があります。写真の技術要件を確認します。
標準の写真・ベクター・イラストは純価格の33%ですが、特別契約や標準外プランには別計算があります。支払いは25ドル以上、初売上から45日経過が条件です。韓国の投稿者にはPayoneerが必須と案内されています。これは日本など全地域に当てはまる条件ではありません。報酬率と支払い条件を合わせて読みます。
提出枠と審査待ちも管理します。止まった場合はAdobe Stockの提出上限と再開方法で詳しく説明しています。
Freepik / Magnific:初回審査と編集可能な素材
Freepikの投稿サービスは現在Magnific Contributorへつながります。公式FAQは初回に150~200点を指定しています。少数から試したい人は準備量を考慮します。写真はJPG、ベクターはEPSと同名のJPGプレビュー、PSDも編集ファイルと同名のJPGを用意します。
AI表示はアップロード画面かCSVの_ai_generatedタグで行います。CSV(Comma-Separated Values)は、ファイル名、タイトル、キーワードなどを表形式で保存するテキストです。タイトルのAI文言は任意でも、タグは省略できません。AI要素を含むEPS・PSDも対象です。ベクターは要素別に編集できる必要があり、単純な自動トレースや細分化されたパスを避けます。AI素材ガイド
収益はPPD(Pay Per Download)で、ダウンロードと契約純収益に基づき、固定販売価格の一定割合ではありません。FAQの基準は25ドルまたは50ユーロ、PayPal・Payoneerです。達成した月にすぐ入金されると考えず、請求書とその後の日程も確認します。
Dreamstime:生成人物の顔の制約
投稿者案内に従い、無料登録後に提出します。AI画像はJPG、最低3MP、Illustrations & Clipart / Generative AIを選び、タイトルか説明でAI生成を明記します。
生成人物の写実的な顔を受け入れると思ってはいけません。漫画・アニメ風、顔の見えない後ろ姿、識別できない体の一部などは例外ですが、横顔は例外に含まれません。AIの報道用素材も不可です。人物中心なら投稿者FAQのAI指針から読みます。
通常の非独占取引は純収益の25~50%で、独占ファイル・専属投稿者は別条件です。残高100ドルから請求できます。PayPal・Payoneer・SkrillなどはFAQで確認し、他サイトへも販売するなら独占オプションを選ぶ前に契約を読みます。
123RF:専用カテゴリーと等級別収益
投稿者ページで登録できます。FAQは身分証と初期画像10点の審査を案内しています。通常写真はJPEG、最低6MPで、AI指針も最低6MPを指定します。登録・仕様FAQ
Ai Generated Imagesへ提出します。生成ツールが第三者へのライセンス提供を認め、人物、商標、場所、財産などの権利を侵害しないことが必要です。タイトルやキーワードの実名・ブランド名にも制約があります。類似素材の小変更、壊れた文字、透かし、歪みを避けます。AI素材指針
クレジット販売は等級別に30~60%、サブスクは定額で、全ダウンロードが60%ではありません。収益構造表で区別します。契約ではPayPal・Payoneerは50ドル、Skrillは100ドルから、登録と基準達成により自動支払いです。国別の対応と決済手数料も確認します。
Vecteezy:写実性とプログラムの選択
募集案内は代表素材10点の申請を説明しています。登録後も個別審査があります。Add DataでAI-generatedと使用プログラムを選択します。
AI写真は写実的である必要があり、絵画風の写真コンテンツは不可です。実在人物の写真や名前ならモデルリリース、参照画像なら原本の権利とプロパティリリースを確認します。テキストのみの生成でリリース不要という説明は、商標・著作権侵害の許可ではありません。AI素材は報道コレクションへ提出できません。AIガイド
Proは契約収益の50%を分配し、Free写真・ベクターは1,000回で5ドルです。購入者が無料でも投稿者の収益は別計算です。承認プログラムを確認し、Freeの件数をそのままPro計算へ使ってはいけません。
支払いは税引後25ドルと承認済み税務書類が条件で、方法はPayPalかPayoneerです。自分で高い基準額を設定した場合は時期も変わります。最低支払い額の設定
受け入れない主なサイト
Shutterstockは外部投稿者のAI生成素材を受け入れません。購入者向けの生成ツールは別の経路です。公式AI方針を基準にします。
Getty Images・iStockの募集は、生成AIで作成・変更していないオリジナルを要求します。自分の原本への限定的な補正と生成による変更は区別され、AI機能のある全編集ツールの一括禁止ではありません。公式の投稿者案内で範囲を確認します。
Alamyも生成ツールで作った素材を認めません。投稿者契約に明記されています。他サイトでの承認は、ここで提出可能な根拠にはなりません。
提出前に共通して確認すること
- 生成ツールと参照素材の権利:商用利用だけでなく第三者へライセンスを与える販売が可能か、契約と参照資料を確認します。
- ファイルと品質:実際の解像度、形式、容量を確認し、手指、顔、背景、文字、輪郭を拡大して調べます。解像度の拡大だけでは品質は直りません。
- サイト別の表示とメタデータ:同じCSVを使い回さず、カテゴリーとAIタグを合わせます。Magnificのタイトル文言は任意でも、Dreamstimeはタイトルか説明に必要です。画像にない人物、ブランド、場所を追加しません。
- 支払いと記録:国別の方法、税務書類、基準額を調べ、ファイル名、ツール、プロンプト、参照資料、提出先、審査結果を保管します。却下後は再提出規則を読みます。Vecteezyは技術品質で却下された素材の再提出を認めないと案内しています。
AI製だから人物や商標の問題が消えるわけではなく、すべての人物に一律でリリースが必要ともいえません。実在人物や参照素材か、完全な架空か、サイトと提出種別は何かを合わせて判断します。
どこから始めるとよいでしょうか?
画像の種類と初期準備量で絞ると実用的です。以下は提出条件に基づく基準で、収益順位ではありません。
- 少数で審査を知る:Adobe StockとDreamstimeの流れを確認し、後者では顔の制限を適用します。
- 編集可能なベクター・PSDと十分な素材がある:Magnificの初回審査を検討します。数合わせの類似作ではなく用途の違う素材を用意します。
- 写実的なAI写真:Adobe StockとVecteezyの写真規則を比較します。ファンタジーイラストを同じ種別で出せると思わないでください。
- 複数サイトへ販売:非独占契約とファイル別の独占条件を確認します。Vecteezyと123RFは非独占での販売を案内しますが、Dreamstimeの独占オプションは別に検討します。
人物のいない未来都市なら、写実的かイラストかを分類して提出先を選び、解像度、商標、誤りを調べて各サイトの表示とメタデータを作ります。最初から全サイトへ広げず、一、二か所で審査理由と作業時間を記録し、管理できる範囲で増やすとよいでしょう。




